[ 里山N邸 ]

こころ躍る上棟式

ひと月半ほどさかのぼりますが、里山住宅博の2期分譲地で棟上げを済ませたところです。

建物には、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造といろいろありますが、やはり木造の棟上が一番こころ高鳴ります。クレーンなど大きな機械も使いますが、なにより人の手でもって建物が組み上がっていくことを一番感じられるからでしょう。棟上までに沢山の打ち合わせをします。もちろん他の構造でも同じですが、一日二日で建ち上げる木造は他よりも手際よくする必要がたくさんあるので、時間を無駄にできないスピード感があるからかもしれません。

なぜでしょう?

木造は他に比べると、いろいろなところに気を使うからです。

なにより構造材が「木」である。

雨で濡らしたりの事態を可能な限り避けたいものです。なので天気予報とにらめっこから始まります。雲行きが怪しければ屋根の野地板も被せて、ルーフィング(屋根下地材)までを手早く進めなければなりません。
中に決して濡らしたくない化粧材があると、そのまま仕上げになりなおさらです。

一般的に材料が多い。

敷地の要件など諸条件ありますが、一度に現場に持ち込むと整理ばかりに時間が取られるからです。棟上に前もって土台を並べ準備します。当日は朝一番に1階柱通し柱2階梁、2階柱床板小屋梁、屋根の垂木野地板、などなど製材所から棟上の順にしたがって運ばれてきます。どのぐらいのタイミングで納品してもらうかも、打ち合わせの重要なポイントになる訳です。

そして大勢の大工さんのチームワーク。

通常、木造の住宅には大工さんは、棟梁一人か、手伝いの大工さんが一人か二人。ですが、棟上の日は持ち回りで仲間の大工さんが手伝いに来ます。5人、6人。建物の大きさ、複雑さ、スケジュールを見ながら、さらに大勢の時もあります。それら大勢の大工さんを現場の中心となる棟梁が、どこから順に、誰をどこになど手際よく指示を出していきます。

そんなこんなで、朝からはじめて夕方暗くなるまでかかりながら、一軒の住宅の棟上げが進みます。棟上が終わると、それまで想像でしかなかった間取りが、ずっとイメージしやすくなるのも木造の棟上の魅力。
建ち上がった様子を夕景に見るのは、感無量です。

この日の棟上作業が終ったあと、里山住宅博で催されていたBBQに駆けつけ途中参加。
無事終わってやれやれの監督さんですが、「タンパク質がほとんど食べられなかったですよ〜」と後ほど嘆いておられました。(笑)


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