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ウィリアム・メレル・ボーリズ

ウィリアム・メレル・ボーリズ

先日、ニュースで近江八幡の小学校から竣工記念式典で表彰されるウィリアム・メレル・ボーリズ氏の 貴重な映像が発見されたそうです。

現在、滋賀県近江八幡には氏が手がけた多くの建物群が現存しており観光地としても有名です。1905年英語教師として来日後、京都で建築設計事務所を開き、 日本各地で西洋建築の設計を数多く手懸けられました。 学校、教会、YMCA、病院、百貨店、住宅など、その種類も様式も多彩です。学校では神戸女学院や関西学院大学。神戸旧居留地38番館や大丸心斎橋店などの建物や 教会や住宅、ホテルなど1600もの西洋建築を全国各地に設計しているそうです。 その多くは国の有形文化財に登録されています。元々キリスト教の伝道師として来日し布教活動資金として始めた設計事務所や近江兄弟社(メンソレータム)など。

私も近江八幡へ足を運び幾つかの建物を見学しました。 昨年、西宮商工会が主催している「西宮まちたび博」にて関西学院大学の見学があり、参加しました。 (大学内は市民にも開放しているので見学はいつでの可能ですが。。。) 甲山を背に白亜の時計台がそびえ、門から甲山へと一直線に配置しています。 前面は青々と芝生の広場が拡がり、その周囲をスパニッシュ・ミッションスタイルの校舎が取り囲む構成です。 この見えない軸線が建物配置に規律を与え心地よい空間になっています。 昭和初期、神戸の郊外にこのような斬新なキャンパスを実現したヴォーリズに脱帽です。

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もう一つボーリズは多くの住宅も手がけています。 キャンパス内にも牧師や教師の住宅が併設され、 いまでは一般的であるリビングルームや個人単位の寝室、南面のテラスなど明るく住みやすい住宅でした。 しかし、各部屋がそれぞれ区切られ少し窮屈な感じを覚えました。 やはり和室を多目的に使用していた日本家屋からすると、 ズルズルと各部屋がつながりぺたりと床に座るリビングも捨てきれません(笑)


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