ヒマラヤ紀行

マナスル ガナッシュ ランタン と8000m級の山が目の前に広がりもう感激

学生のころから山に登っていましたが やはり憧れはヒマラヤ山脈

カトマンズのカカニの丘からヒマラヤを見るのが夢でした

もうあきらめていたのですが、ひょんなことからネパールへ行くことになり

昔からの夢が実現しました

神父的な山々とは対照的に カトマンズの町はまさにカオスの世界でした

タイムスリップして昔の迷宮に迷い込んだよう

人があふれてほこりと喧騒です

旅をするといやでも人と関わってしまう

日本へ帰ってきて思い出すのは美しい白い山々以上に

がたがたの乗り合いバスの車掌の少年だったりするんです、、、

森の復活 !? ハイキングのすすめ

森の案内(竹中大工道具館から布引きの滝へ)

先日、竹中大工道具館の主催するイベントに参加してきました。家具の展覧会「SOMA」の一環で行われた道具館から布引きの滝までを歩く2時間コースのハイキングです。
ハイキングの案内役は「SOMA」のディレクター川合優さんと森の案内人三浦豊さん。

三浦さんは「森の案内人」と名乗り各地の森を案内するイベントをされていますが、何年か前にネットで見つけて一度参加したことがあります。その案内ぶりが楽しく、またどこかで参加したいと思っていたところに、今回のイベントを見つけて早々に申込みをしていました。

今回も変わらず面白かったです。小学校の頃に一度は遠足で来ているはずと思う布引きの滝ですが、新神戸にある道具館から少し登ったところにあるとは全く気付いていませんでした。道具館の庭に立つ立派な楠、街路樹から始まって山中に立つ自生の紅葉や粗樫を目の前に木の話や、六甲山を主にした森の話を1時間半ぐらいゆっくり登りつつ伺ってきました。

メモを取ることもせずいたので既にほとんどの話がうつろですが、印象に残る話を少し。

現在日本の林業がとても厳しい状況にあるのは、ご存知の方も多いと思います。そうした中で「森林が荒れている」と言った表現を耳にしますが、この「荒れている」が見方を変えればそうではなく自然回帰へ向かっているだけと言われるのです。日本の山の植生というものは実は一定するものではなく、世代交代とともに環境が変わり、循環するようにどんどん変化するそうです。

そして今、日本の森はかつてない勢いで拡がり復活を始めていると言うのです。

かつて人々の生活はもっと森や山と密接でした。日々の燃料にも薪を使っていました。住まいを建てるにも多くの身近な木を使っていた訳です。しかし今、建築に使われる材料のほとんどが外材。林業だけに限らず、森や山との関わりが無くなったことで根本的な環境のバランスが変わってきている事が一番の原因です。かつての六甲山は神戸の人口の増加と共に禿げ山の時代がありました。そこで悪い土壌に強い松が植樹され次第に自然へ拡がります。そして徐々に山の土が肥沃になり、次には肥沃な土地を好む植樹が台頭はじめ、今の六甲山は粗樫の森に変わりました。そしてまた今、粗樫の森から次の植樹に移ろうとしていると言うのです。

三浦さんはそうした大きな森の流れを語る一方、1本1本の木にも愛情を込めた話をされます。
植物図鑑やネットから色んな木の名前を覚えて山に登って満足する方もいますが、そうした事はそこそこにしておいて、同じ木でも生えた環境で全く違う姿になっています。特に自生の木々は崖地であったり厳しい環境を生き抜いた姿を見てあげて欲しいと言われます。

自分を振り返ると、仕事の中で木材のことはついつい頭でっかちなイメージで話がちです。しかし良い大工さんは桟を取り付けるにも床板を貼るにも一本一本、木の癖を見定めながら作業をされます。考えてみると、その一本一本の木の生い立ちに思いを馳せているかもしれません。

わが家の柱を撫でつつコイツは一体どんな環境で育ってきたのだろうか? そんな事を想像するだけでも、木や林や森との関わり方がきっと変わります。

山頂?から神戸の様子

終着は竹中大工道具館のお庭

道具:レーザー距離計


購入してからまだあまり使用していないのですが『レーザー距離計』です。
人が使っているのを見て「便利そうだな」と思いつつも「コンベックスがあれば何とかなるしな」とデジタル嫌い(苦手)な私は購入を見送っていたのですが、店舗内装工事の現場で便利さを実感し「持っててもいいな」と購入。距離計測したい対象物(壁や天井等)がある場合コンベックスより素早く正確に距離を測る事が出来ます(このモデルは50mまで計測可能タイプ)。建物内での使用は勿論ですが、便利だなと実感した一つに計画地前面道路幅員の現地実測があります。今まで車の往来を気にしながらロングテープもしくはコンベックスで継ぎ足し継ぎ足しして測っていたのが敷地側から対面の対象物への距離をこれでとった後、側溝等をコンベックスで測るだけで済む事です(その時、念のためとコンベックスを使って再測量しその正確さに驚いた事は内緒です)。今はまだ距離計測に使う事が多いですが、距離以外にも面積、体積、角度、角度を使った三角測量による距離も計算してくれる優れもの。

暮らしの側に。~住まいのお手入れ~

住まいのお手入れ。

皆さま、年の暮れとなりましたが、大掃除はもう終わりましたでしょうか?

住まい作りで、よく要望にあがるの無垢のフローリング。希望と同時にお手入れが大変では…と心配される方も多いです。

もちろん、細かな傷などはついていきますが、むしろ無垢フローリングのほうが、手入れはしやすい素材だと思っています。

 

リノベーションした自宅も2階はアカシア材のフローリングを使っていています。

普段は特別気にせずに過ごしていて、木材の油分は時間とともに抜けていくので、徐々に表面の風合いが変化していきます。特に紫外線の当たる箇所ではその変化が速く思います。

そこで、年に1度程度でオイルを塗り込む事で、また木材に油分を補給し維持できるようになります。(風合いだけなら、油分の抜けた枯れた感じも好きだったりしますが)

自宅では、米糠から出来たキヌカ(http://www.kinuka.co.jp/)を使っています。

コスト面で手軽で、塗装時も塗りやすいうえ、後処理も楽なので選択しています。

(自然オイル系の中では、塗り終わった道具等に残ったオイルが気化する時に熱を持ち発火する物もあるので、よく注意事項を確認してください)

実際の作業としては、単純に雑巾掛けをするのと同じと思ってもらって大丈夫で、多少のムラや塗足しなどは、気にする必要なく、浸透して馴染んでいってくれるので、素人でも何の問題なく塗ることが出来ます。

注意点としては、オイルが壁やカーテン・家具等、他の箇所につかない様に気をつけるくらじゃないかと思います。

そうして見慣れたフローリングが、少し若返ったような表情をみせてくれると、また愛着が増し、より自分の住まいが好きになっていくと思います。

無垢フローリングは自分達で手入れの出来る素材です。

 

是非、「住まいのお手入れ」を暮らしの側に。

完成見学会のお知らせ(予約制)

PLAN-F 見学会は無事終了いたしました。ご見学にお越し頂きました方々様にお礼申し上げます。


くらすま設計メンバー庄司洋建築事務所が設計監理を進めてまいりました個人住宅が近く完成いたします。この度施主様のご厚意により、完成見学会を催す運びとなりました。
生活に合わせた間取りと室内環境を目指し、素材や家具をひとつひとつ丁寧に施主さんと決めながら進めた住まいです。

本物件は、当グループの「くらすまシステム」をご利用いただきました。

この機会にぜひお越し頂きご覧いただけると幸いです。



ご予約は、下のフォームからお願いいたします。
確認次第すみやかに、ご予約頂いた方へ案内地図をメールにて送付いたします。
2〜3日内に返信の無い場合は、恐れ入りますが、再度の送信をお願いいたします。

(見学会申込フォーム)

※ ご連絡いただいたお名前、メールアドレスは厳重注意取り扱いの上、本見学会案内にのみに使用し、他営業等には使用いたしません。

「しかコロコロ」

手のぬくもりを感じる張り子の郷土玩具。

反古紙などを型の上に貼り付けて色づけした玩具です。

先日、奈良県香芝市にあるGood job!センター香芝 に伺いました。

社会福祉法人わたぼうしの会の活動拠点で障がいのある人と共に社会に新しい仕事を造り続けている人たちです。販売されている作品の中に奈良を中心に全国展開している「中川政七商店」とコラボした「しかコロコロ」という張り子の玩具がありました。

一つ一つが手作業で制作されており、それぞれに個性があります。ついつい2頭購入いたしました。

身近なモダンデザイン

福田平八郎の絵が好きですが、それは普段みんながきれいだなあと

思っていても気恥ずかしくて今更言えないようなあまりにも身近なことを絵にして

くれるからです

例えば田植えが終わったばかりの水田の苗を何の作為もなく淡々と描いたりといったような事ですが

そんな目線で毎日の日常を見直してみると身近なところに以外なモダンデザインがあります

この写真は地下鉄心斎橋駅のホームの照明ですが多分蛍光灯が出始めた当初に最新の

照明器具を使ったものなのでしょうか

普段通り過ぎていますが、じっと見ているとなかなかのものです

葉っぱのようなキノコのような

以前、設計した動物病院の待合に設置した棚です。

施主から宮崎駿監督の「となりのトトロ」のような(イメージと言う事ですが)飾り棚を希望されました。

悩んだ末、丸太に葉っぱが生えたような樹木のオブジェを考えました。

まず丸太です。表面のきれいな丸太が必要です。実は現在の木材の伐採、加工の実情からすると大変難しいのです。

現在では木材の山からの運搬、製材はほとんど機械化され表面を傷つけず運搬できません。

そこで吉野の「阪口製材所」にお願いして表面のきれいな杉の丸太を選んでいただきました。

その丸太を半分にカットし大小さまざまな「葉っぱ」を模した棚板を取り付けました。

完成してみると「葉っぱのようなキノコのような」ものがニョキニョキと生えています。少し可愛い「トトロの飾り棚」が出来上がりました。

道具:色見本帳


画像は日塗工(日本塗料工業会)が発行している塗料用標準色見本帳です。
他にもDIC(旧 大日本インキ化学工業)やPANTONEが発行しているものなどがありますが、建築の現場では概ね日塗工のものが使われています。
*建築の現場でいえば更に各大手ゼネコン等では自社標準色見本帳があったりします。私も何故か某社のものを1冊持ってたりします。
メーカーが出している塗料の既製品色を塗るのであれば必要の無いものとなる訳ですが、既製品色では着色を考えた部位(材料)のイメージする色に合致する事は経験上十中八九ありません。そんな時にこういった色見本帳を使って施主と色を決定していきます。パッと見てたくさんの色がありますが実際に使える(使いたい)色はそう多くなく、多い時で3種類位を候補として決定し現場に伝え、A4サイズ大~の色見本サンプルを作ってもらい現場にて施主とサンプルを確認し最終決定となります。
着色が小さな面積で現場調合で賄える場合は、サンプルを並べてみて「この色とこの色の間の色、作ってもらえませんか」と塗装屋さんにお願いしたりする事も偶にあります。そんな時は調合している塗装屋さんの横に付っきりで「もうちょっとこの色数滴足して」とか「足しすぎた・・すみません、こっちの色を数滴」とか無理を承知で我侭を言ったりします。(あくまで塗装屋さんとの間に信頼関係があった上での話ですが、出来た色に対してとても満足した旨と感謝の言葉を伝えると職人魂が擽られるのか「ええ加減にしてや」と言いながらも案外嬉しそうな事が多いです)
大面積で工場調合(特注)となる場合は当然費用が別途かかりますので注意が必要です。現場内で収まる範囲ではケースバイケースですが私が持った現場では別途費用が発生した事はありません。
そんな色決定に使う色見本帳ですが、最近では既製品部材の出来が良くなったのと同時にカラーバリエーションも結構豊富になったので色見本帳を使うまでもなくカタログで「じゃあ、これ」と終わってしまう事が多くなってきています。既製品とは言え可能な限り部材の現物を現場もしくはショールーム等で確認する事は言うまでもありません。
既製品部材を使う事になった瞬間からそれに合わせてイメージを構築し計画や現場を進めて行くので、特に苦悩なくイメージ通りに空間は出来上がって行くのですが、その結果、職人さんのプライドを見れるやり取りが減っていっている現状が個人的には少し寂しい今日この頃です。

暮らしの側に。~近くのおススメ~

近くのおススメ。

住まいの要素として廻りの環境も大きな影響があると思います。

ふらっと行ける距離でのお気に入りのお店がある事で、自宅だけで完結させなくとも良いんじゃないか?との思いも。コンパクトな住まいでも充実した暮らしの方として、街まで拡げて考えるのも、ひとつの方向だと思います。

自宅にもそんなお店が、いくつかあるのですが、今回はiTohen(いとへん)さんをご紹介したいと思います。

ギャラリーと本とコーヒーのお店で、カレーやフレンチトーストも美味しいので朝やお昼御飯を食べるのにも利用できます。(この飲食の売り上げの一部が、展示中の作家さんに還元されるというのも、面白い仕組みだと思います。)

 

ギャラリーで開催される展覧会は、面白いものが多く、ワークショップなども色々開催されています。

植田 楽(うえだ ひらく)さんのワークショップは、セロハンテープとチラシや包装紙などの何かの用途を終えた紙でつくる植田さんの作品スタイルを体験するもの。

来年の干支って事で、犬をつくってみました。

植田さんに、同時に犬作って貰いながら手順と見本がその場でという、贅沢な体験。

作りながら、お話しも。小学校の頃から作り続けてる事。紙を粘土のように扱う感じなのですが、美大時代に粘土を触ってみたけど思うように出来なかったとか。お菓子の箱に使われてる紙はとても強度があるとか。

出来上がった芝犬は、少し小鹿っぽさもあるものの、やはり「つくったもの」にはすでに思い入れが生まれています。

美味しいお昼と、素敵な体験。それが、ふと思い立った時に可能な距離にあるという贅沢。

「近くのおススメ」を、暮らしの側に。