木をふんだんに使った住まいの施主さんから、「ゴキブリが出て来たんですけど、白木に殺虫剤はだめなんですね〜。食器洗い洗剤かけてます!」とメールを頂いて、殺虫剤の注意書きにそう言えばそんなこと書いてあったような、なかったような。正直自信なし。
そこで、ネットで調べてみました。
すると、日本石鹸洗剤工業会という団体のサイトに色々と洗剤等の注意情報があり、その中に「白木化粧合板のシミ・修復の失敗」という項目もありました。そこに殺虫剤の溶剤による輪ジミについて、化粧合板の単板(表面化粧用の薄くスライスした材)は、0.2 ~ 0.7ミリぐらいしかないので、研磨すると中の芯材が現れて修復不可能です。などと書かれています。白木も輪ジミになりやすいと併せて書かれていました。
という事は、ともかく輪ジミになるような事をしてしまえば、殺虫剤だろうが洗剤だろうが関係がないと言う事でしょう。(成分自体も決して問題が無い訳ではないでしょうが。)
ともかく加減が大事なのでしょうが、ゴキブリ相手に手加減できる余裕のある方はきっと少ないに違いありません。
ところで、この日本石鹸洗剤工業会の情報ページはなかなか役に立ちそうなことが他にもありそうです。
そこで最初に目についてしまったのは、「ゴキブリに洗剤の液をかけると死ぬのはなぜ?」
ゴキブリは細かい毛が無く油になじみやすいのだそうで、洗剤に限らずサラダ油でも昇天するのだとか。洗剤がゴキブリにとって毒ってことでは無いようです。ナルホド。。。
他のいろいろあります。一度ご覧なられてはいかがでしょうか。
日本石鹸洗剤工業会 役立つ情報 < お役立ち情報はコチラ
ゴキブリに洗剤・油。気門を塞いで窒息死させるんですよね。
他の様々な事柄もどういう要因で結果があるのかを知っておくと
応用がきかせやすいので大事だと思います。
そうそう、書き忘れてましたね。どうもです。
応用で考えると。オイル仕上げも下地の良さが肝要ってコトでしょうね。