
無垢素材に惹かれるのが何故なのか?手触り、存在感、時間を経ることで深みのでる表情等、色々な要素が重なって魅力となっていると思うのですが、住まいで採用しようとする場合においてコスト面がネックとなる事が多々あります。
凡ては難しくてもココで!という箇所に効果的に採用するのもひとつの手法だと思います。
日々の暮らしの中で毎日手が触れるけど、意外と選択肢としてない物がスイッチプレートではないでしょうか?
今回は物株式会社ヤマナカ産業さんのブランドaizaraから黒皮鉄のスイッチプレートのご紹介です。
鉄という素材が加工部材として成形される時に出来る酸化被膜が黒皮と呼ばれていますが、多くの場合はその表情は見せることなく塗装やメッキが施されます。それをそのまま、むしろそれこそが良いじゃないの!と出来うる限りその風合いを活かした製品を作ってられるのがaizaraです。完全な塗装が施されてない為、使用していけば触れる部分とそうでない部分で色味に変化が生じてくる事もありますが、それは「夜に明かりを灯し就寝時に消す」という暮らしの行為がプレートの表情を作っていくという、素敵な変化ではないでしょうか? 古く汚くなっていく事と使い込まれ味が増していく事との違い。あいまいな個々の感覚の部分を多く含む箇所だと思うので、結論を出すのは難しいですが、素材そのものである無垢材には時間を味方に出来るだけの強さがあると私は思っています。
皆さんはいかがでしょうか?
>樫原さん
少々お高いですが
R不動産toolboxにてプレートセットでトグル(レバー)スイッチの商品も。
http://www.r-toolbox.jp/service/%E3%83%88%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%81/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88mini/
ユニバーサルデザインなどがもてはやされていますが、個人宅の場合はこだわりのパーツ、ディテールで構成していきたいものですよね。
プレートもそうですが、個人的にレバースイッチを使ってみたい野望をもっています(笑)。
>庄司さん 日々の暮らしで小さくても満足が得られる事ってとても素敵だと思いますよね。
>林さん 木製だと使ったことないですが 木楽シリーズhttp://kinomori.jp/shop_karami/kiraku_toha-new.html が素敵だなーと思ってたりもします。
aizaraさんのは1連ビス穴ありタイプで1995円 プレートとしてはなかなかの金額でもあるので要所にて選択という使い方で採用しています。
プラスティックがいやで以前に木でスイッチプレートを作ったことがありますがイマイチでした、なんとなく野暮ったく感じてしまったのはやはりデザインに問題があったのか??
神保電気のスクエア型は建築家の住宅でよく見かけますが、このように素材にこだわるのも
いいですね、ちなみにいくらくらいするのでしょうか?
早速資料を取り寄せてみます
料理でも素材そのものの味を楽しめるときは、ひとときの至福ですよね。
建物ではなかなかそうもいかないですが、ポイントに少しだけ贅沢な素材が使われているのは、たとえ自己満足であってもささやかな幸せを感じることが出来ると思います。
こっそりスイッチプレートを愛でている姿は、ハタで見るとちょっと不気味?かも(笑)