
先日新潟で玉川堂という店で作品と作業所を見学できました
不勉強で知らなかったのですがとても有名な店だそうです
一枚の銅板から手作業でたたいてたたいて一週間ほどで一つのやかんが
出来上がります、一つ30万でも全国にファンがいるそうです
うれしかったのはここで働く職人さんがみんな若くて、毎年全国から20人ほど
応募があり、その中から毎年一人づつ採って育てているそうです
中には人間国宝の孫という子もいました
一人前になるまで10年かかるという事でした
何より驚いたのは畳敷きの部屋の作業所です
地方の都市で若い人が伝統の技を受け継いで黙々と働く姿に
なんかうれしくなりました


やかんよりも持ち手に目が行ってしまいました(すみません。
急須や茶筒に比べて、荒々しい世界で使用される事が多いと思っていたやかん。
30万のやかんがどういった場所で使われるのか全くもって想像できない・・。
それはおいておいて、後継者問題が言われる中で若い職人さんが多いのは
本当に嬉しいこと、喜ばしいことですよね。