道具:三角スケール

三角スケール
平面的に三角形の「三角定規」ではなく、立体的(断面的)に三角形のスケール(定規)です。
サンカクスケールを略して「サンスケ」と呼ばれる事が多い。。
材料は環境の影響を受け難い(伸びたり縮んだりしない)竹を心材に使われるものが多かったですが、
現在ではプラスチック製やアルミ製のものもあります。上の写真奥の1本がアルミ製。
各辺に2つづつ縮尺の違うメモリが刻まれています。
<1/100のメモリでは1cm(一般的定規の1cmと同じです)が1mを示します。
以下1/200では5mmが1mとなり・・それぞれ十等分(五等分)した印が刻まれています>
住宅建築でよく使われるメモリは1/100と1/50でしょうか。
図面を手描きの頃は絶対に欠かせない道具でしたが、
CADが普及した現在ではその存在感は薄くなったように思います。
が、私にとっては現場や打合せ時に図面をあたったり、ラフに図面を描く時に、
そして図面だけでなく現場で細かい部材(木材等)の確認に使う事もあり、
前に書いた「腰袋」に忍ばせる機会も多いまだまだ欠かせない道具です。

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