里山25号の工事の様子をお伝えするのも、今回が最後となりそうです。ようやく外構工事へ辿り着きました。
工事終盤、建物の周りに物々しい鉄カゴが現場に並び始めました。
里山25号に限らず、今回「里山住宅博」各棟に使われている外構システムのパーツになります。一体これがどうなるのか?
この外構システムは、造園家の田瀬理夫氏(プランタゴ代表)の手によるもの。初めて見る外構工事の様子に戸惑いつつも、出来上がっていくにつれ、うまく考えられたシステムと感心します。
カゴの側面は、緑がつたう土留めのシートになっていたり、こぶし大の石をつめて簡易な石垣になるようにできています。カゴのサイズはいろいろとあり、必要に応じてオーダーもできます。これらを組み合わせて、規則的にに外構工事が進んでいきました。
これだけを見ると、このまま西洋的な庭園になってしまうのだろうか?とも思えてきます。まだまだ出来上がりのイメージができないでいましたが、
気がついたときには植樹も進み、北側の玄関付近はこんな具合に。
東や南側の庭には芝生も貼られて様子が一変してきました。
その後は気がつくたびに植樹が増え、なんだかスタイリッシュな庭になっていくのです。里山らしいとても自然な感じになっています。
気を良くしたいなほ工務店の社長さんは、植栽が終わってからは現場に来るたびかいがいしく庭いじりです。スタッフさんはその巻き添えな様子にも見えたり。。。しかしそうした甲斐あって、初夏の写真撮影のころには、とても心地よい緑の装いに囲まれました。
なんとも、気持ちよすぎです!
今はもう冬手前ですが、来春さらに緑に覆われる様子が今から楽しみになってきます。