地鎮祭後、地盤改良(柱状改良)、掘り方、墨出しと進んで配筋検査を行いました。
最近見慣れた木造2階建ての基礎と比べると、基礎底も深く主筋も一回り太いためボリュームがあります。
コンクリートを打ってしまえば隠れてしまって再び確認する事が出来ない配筋状況は、
大丈夫とわかっていても自分の眼で必ず確認するようにしています。
構造図とコンベックス(スケール)にマジック磁石、記録用のデジカメを持って一箇所づつチェックしていきます。
柱脚部:今回はベースパックを使用。
地中梁部:分かり辛いですが、コンベックスをおいている段はスラブ配筋、その下2段が地中梁配筋。
鉄筋の種類、本数、ピッチ、鉄筋の継ぎ手状況、型枠までの被り厚さを構造図と照らし合わせながら確認していきます。
今計画では設備配管の梁貫通箇所が無かったのですが、ある場合は適切に補強筋が設置されているかも大切な確認事項です。
各部位を確認しながら回り、約1時間強で特に問題箇所も無く検査終了。
後日受けた建築基準法による配筋検査も問題なく完了。
ちなみに持参したマジック磁石はかなり綺麗に基礎底が清掃されていたため、嬉しい出番少なめで終わりました。