暮らしの側に。~住まいのお手入れ~

住まいのお手入れ。

皆さま、年の暮れとなりましたが、大掃除はもう終わりましたでしょうか?

住まい作りで、よく要望にあがるの無垢のフローリング。希望と同時にお手入れが大変では…と心配される方も多いです。

もちろん、細かな傷などはついていきますが、むしろ無垢フローリングのほうが、手入れはしやすい素材だと思っています。

 

リノベーションした自宅も2階はアカシア材のフローリングを使っていています。

普段は特別気にせずに過ごしていて、木材の油分は時間とともに抜けていくので、徐々に表面の風合いが変化していきます。特に紫外線の当たる箇所ではその変化が速く思います。

そこで、年に1度程度でオイルを塗り込む事で、また木材に油分を補給し維持できるようになります。(風合いだけなら、油分の抜けた枯れた感じも好きだったりしますが)

自宅では、米糠から出来たキヌカ(http://www.kinuka.co.jp/)を使っています。

コスト面で手軽で、塗装時も塗りやすいうえ、後処理も楽なので選択しています。

(自然オイル系の中では、塗り終わった道具等に残ったオイルが気化する時に熱を持ち発火する物もあるので、よく注意事項を確認してください)

実際の作業としては、単純に雑巾掛けをするのと同じと思ってもらって大丈夫で、多少のムラや塗足しなどは、気にする必要なく、浸透して馴染んでいってくれるので、素人でも何の問題なく塗ることが出来ます。

注意点としては、オイルが壁やカーテン・家具等、他の箇所につかない様に気をつけるくらじゃないかと思います。

そうして見慣れたフローリングが、少し若返ったような表情をみせてくれると、また愛着が増し、より自分の住まいが好きになっていくと思います。

無垢フローリングは自分達で手入れの出来る素材です。

 

是非、「住まいのお手入れ」を暮らしの側に。

“暮らしの側に。~住まいのお手入れ~” への1件の返信

  1. 無垢の時間とともに変化する素材は、日々の生活の一部になったようで良いですね。
    自宅の床もナラの無垢フローリング材(一番安価なランク)ですが、先日オイル塗りました。テーブルも同様に蜜ロウなど塗りこんでいます。人の肌同様に日頃のスキンケアは重要ですね!(藤本)

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