「身近に見られる野鳥」始めたいと思います


皆さま身近に見られる野鳥と聞いてどんな鳥を思い浮かべるでしょうか?
野鳥に興味ない方はスズメ、カラス、ハト、ヒヨドリ、ムクドリ、
水辺近くに住んでいる方はそれにくわえ、トビ、サギ、カモメと言ったところでしょうか。
上に上げた種類で8種類。ですがよく観察してみると上に上げた種だけで実は10種類以上の野鳥を見ている事があります。スズメで2種、カラスで2種、ハトで3種、サギで3種、ムクドリで2種、カモメに至っては3種以上。
ですがカモメ類の多くは冬季しか見られません。それは何故か?
日本国内で見られる野鳥には以下5種類があります。
留鳥:日本国内で繁殖活動する種。
夏鳥:繁殖するため南(東南アジア等)から日本の夏季にやって来る種。
冬鳥:シベリアなどからやって来て日本の冬季を過ごす種。
旅鳥:繁殖も越冬もせず渡りの途中に通過していく種。
漂鳥:移動したりしなかったり不確定な種。
上記5種類でカモメ類は冬鳥に区分されるので日本では冬季に見られる野鳥となります。東北地方で風物詩的にニュースで伝えられる鶴類も冬鳥です。
さて、日本国内に居る留鳥はともかく他の種なんて山に行かないと見られないと思われがちですが、繁殖するための山に行く途中、当然街部も通るので見る事が出来ます。
画像は今年撮影した夏鳥の代名詞的鳥キビタキのオス(茶色の羽がまだ黒くなっていない若いオス)です。
こんな鳥見た事在りますか?阪神間の自宅近所の公園で取りました。そんな訳で結構身近で見られるんです。
もうこの時期は画像のキビタキも既に多くが日本から南へと渡って(帰って)行っていますが、まだ国内でも運が良ければ見る事が出来ると思います。関西圏で渡りの鳥の観察場所として有名な大阪城公園や他の有名場所、でもそんな有名探鳥地でなくても気付いていないだけで身近な都市公園でもその姿を見る事が出来るかもわかりません。
もしキビタキが見られなくてもまだ冬と言うには早い時期ですが、野鳥の世界ではそろそろ冬鳥が日本にやって来始めています。
身近に色々な鳥がいます。渡りの鳥に拘らず少し野鳥に目を向けて、その小さい体躯に関わらず様々元気に活動する様子を観察してみてください。きっと、感嘆、思い知らされる・・と色々書きたい事はあるのですがそれは秘密の楽しみとしておきます。
この連載では私が近所の公園で見た各種野鳥を紹介して行きたいと思います。

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