基礎の上の上屋の軸組み(骨組み)工事が完了した時点で行う中間検査を行いました。
図面でボリュームや空間構成を知ってはいても実際に軸組みが組みあがったものを見るとサブ監理者と言え感慨深く、検査を忘れ完成を想像し歩き回ってしまいます。
が、中間検査です。
在来木造の場合、軸組みに使われている材種・サイズ・それらの取付け位置、それらに対しての補強金物の種別・取付け状態、そして床の剛性も前は火打ち材で取っていたものが今は厚めの構造用合板で取る事が多いので足元を見て使われている材料・取付け状態、等を1か所ずつ図面と照らし合わせて確認して回ります。約1時間程かけて回って図面との整合性に問題の無い事と個人的に気になる箇所も無い事を確認し中間検査を完了。
工事完了時の検査が楽しみです。
と、建築基準法による特定工程の中間検査を行ったのですが、この中間検査の名称が全国統一なものでなくバラバラなんですよね。
ざっくりと在来木造2階建ての住宅の場合
尼崎市の場合:土台、柱、はり及び筋交いを金物等により接合する工事←今回の中間検査はコレ
西宮市の場合:木造の軸組を金物等により接合する工事の工程
大阪市の場合:屋根工事
と、近隣3市でこれです。それぞれの考え方あっての事なんでしょうが3市の中間検査を受けた感想としては全部同じ検査でした。
名称としては個人的には西宮市の:木造の軸組を金物等により接合する工事の工程:が一番しっくりくるんですけど・・
何とかならないもんですかね・・個人的愚痴でした。
サブ監理ありがとうございました。
現場にいると打合せやらなにやらで、監理者たる自分自身がなかなかしっかり見通すことができません。そういった意味でも、別のメンバーにも見てもらえるのは正直安心です。