無垢材ならではの悩み。

1階リビング、杉のフローリングを貼り始めのの様子。

 フローリングの割付に大工さんがちょっと苦戦?
 工業製品のフローリングだと製品の良し悪しにばらつきが少なく、大工さんは悩まず作業を進められるのですが、無垢材を使うとどうしても色合いのばらつきが出てしまいます。場合によれば、具合の悪い節や割れなどが隠れていることもあります。何気なく貼られているフローリングですが、大工さんはひとつひとつ確かめながら、どの材をどこに使うのか悩みながら作業をされます。

 丁度現場に着いた時、棟梁からどうしましょう?と問いかけられました。う〜ん、そうですねぇ〜と悩む振りはするものの、任せます。と言わざるを得ません。現場に山積みになっている材料を一斉に並べるわけにも行かず、簡単に答えられるはずもないのです。

 張り切られたフローリングを部屋一面に見たとき、なんとなく自然に、それでもきっちり貼られているように仕上げるには、実は相当に悩まされるのです。真面目に考えれば考えるほど袋小路。
 例えば、壁の際に細すぎる端材のようなところがあると、もうすこしズレていれば両端も揃うのになぁ、と後からなら好きなふうに感じます。が、あちこちに繋がっているフローリングをどこもかしこも具合良くするには、図面の上でさえ結構悩まされます。ましてや現場では、材料の微妙な寸法違いもあり、どうしても大工さんの裁量に任せざるを得ません。

 さてさて、そんなフローリングも数日後には貼られ、養生で覆い隠されてしまいました。今は、仕上がり具合を楽しみにする、嫌味な設計士かもしれません。

床下エアコン用の吹出口になります。
造作の材料も届き始めています。形になり始めるのが楽しみです。
2階。気密シートで覆い終わるまで、あと少し。
壁下地に使う石膏ボード。脱衣場などを除き、調湿性能の高いタイプを採用しています。
今は進んでいるような進んでいないような印象の現場ですが、ボードが貼られるとガラッと変わります。

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