ある時は「メジャー」、またある時は「コンベックス」、またまたある時は「スケール」と呼ばれる
「長さを測る」道具。
個人的には「コンベックス」と言う呼び名が一番シックリするのだが、
何故シックリくるのかは恥ずかしながら考えた事も無かった。
と、言う事で少しネットで調べてみたら、
「メジャー」は”体のサイズを測るのによく使用される柔らかいビニル製の巻尺”。
「コンベックス」は”薄い金属製で断面が湾曲したテープが使われる事から
凸面の意味の英語の”Convex”から呼ばれるようになった”。
「スケール」はそのもの”測定する”。
という事らしいので、今回取上げる道具については「コンベックス」で間違いはないようでホッとする。
*正確には”JISB7512の規格名称「鋼製巻尺」の種類別での名称は「コンベックスルール」で、
テープ断面が樋状になった直立性に優れた巻尺と定義されている”という事です。(wikipediaより引用)
現場では勿論、計画中でも無くてはならない道具の「コンベックス」ですが、
私が主に使っているのは上の写真の3種類です。
(今回紹介する3種は全てメートル単位のものですが、片側がメートル単位で片側が尺寸単位のものもあります)
・一番下の小さいのが1mコンベックス。常時鞄に忍ばせています。
縦方向にはとても頼りないのですが、横方向はそれなりに使い物になります。
仕事よりもプライベート時に使う事が多い気がしますが、忍ばせていて良かった「コンベックス」です。
(元々キーホルダータイプだったのですが、ホルダー部が千切れてしまっています。)
・真ん中の2mコンベックス。
軽い打合せ時や現場でコンベックスを借りられる見込みがある時に念のために持っていく事が多い。
嵩張らなくそれなりに測れるので何だかんだと一番持ち出す事の多い「コンベックス」ですが、
住宅の一般的な天井高さ等を考えると正直2mのものより3mのものの方が良かったと思います。
・一番上の5.5mコンベックス。
現場(特に基礎工事や躯体工事)に行く時に持っていく「コンベックス」です。
しっかりしていますが、その分少々嵩張り重いです。
そんな感じで3種類のコンベックスを使い分けていますが、個人的にはやはり「大は小を兼ねる」で
5.5mのものが一番シックリきます。
が、これからコンベックスを買われる方にはJIS規格の3mもので、
持っている事が苦痛にならない軽さのものをお勧めします。
私も使用中の2mのものが痛んだ時には3mのものを購入しようと思っています。