「絵」を飾る。
デザイン、アートと銘打つと敷居が高く感じる方もいらっしゃるのではないのでしょうか?
しかし、何かのキッカケに気になりだすと、いわゆる美術館の様な大きな箱以外にも、私設ギャラリーやカフェ併設スペースなど、様々な場所で素敵な作家さんの個展が開かれ、その多くは無料で見る事が出来て、そのうえで購入することが出来ます。
画像は、先日、自宅の近所のギャラリーで、購入した「マメイケダ」さんの作品です。
マメさんの作品は、独特のザックリだけど優しい雰囲気で、美味しそうな食べ物を描かれているものが多く、購入したのは京都の銭湯で飲んだ瓶入り牛乳の絵です。
妻と、この絵が家の白い壁に掛かる姿を想像しながら、併設のカフェスペースで、ケーキセットを頂きながら悩んだすえに、購入に踏み切りました。
展示の会期を終わってから、受け取り、吹き抜けの壁に設置していますが、窓からの光のグラデーションが出来る白壁に、白い牛乳と白の微妙な変化なのだけど、だからこその存在感を持ってくれています。
お気に入りのスペースが、更に好きになった瞬間です。
若手の作家さんだと、比較的に購入しやすい金額だとはいえ、原画を購入はハードルが高いと感じるかとも思います。
原画でなくとも、ギャラリーでは、ポストカード等のグッズにして、より手元に置いて起きやすくなっている事が多いです。
上記は、「辻本真美」さんのイベントでの似顔絵(動物顔)です。その時の現地で、妻と二人を描いて貰っています。1点物で思い出もあってととても贅沢な作品。家では、飾り棚の中心に。
辻本さんのカレンダー。磁石で、家の中の金属部分にペタリと。
カレンダーだと、実用性もあってと、一番入りやすいのかもしれませんね。
カレンダー自体は無料で貰える機会もあるかと思いますが、それがお気に入りの作家さんのものであれば、毎月の楽しみにもなります。
購入としては、一番手軽だと思われるポストカード。
画像は、repairの「日下明」さんのイラストです。
棚受けの部分に磁石で、止めてるので、気分に合わせて交換できます。
建物自体と絡めば黒板塗装を塗って、チョークで描くというのも。自宅では、ここも辻本さんに描いて貰ってますが、自分や友達や子供達の絵でも、消せる事で気負わず描けちゃいますね。
ちょっと、変わった所では、バッジをカーテンにというのも。
「Sai」さんのエンボス加工の作品ですが、リネンの生地にアクセントとなってくれています。
あまり難しく考えずに、自分の好きな物を気持ちよいと感じる場所に飾る。
その事で、毎日の暮らしの中で、気持ちが上に向く瞬間が増えると思うと、挑戦して見てみる価値は大きいと思います。
暮らしの側に、「絵」を飾って見てください。