基礎配筋検査(サブ監理者)


くらすまのサブ監理者として2度目となる基礎配筋検査を行いました。
メイン設計監理者だけでも十分な検査(配筋だけでなく建て方等も)を行えるメンバーが揃っているのですが、くらすまとして少しでも多くの目で状況を確認しより安心安全な建物を作っていこうとの趣旨でメイン設計監理者に協力助言するサブ監理者を各物件ごとに選定しています。

さて、サブ監理者としての配筋検査ですが基本的にメイン設計監理者と同じく1箇所ずつ図面と照らし合せながら、配筋(鉄筋種別・ピッチ・梁配筋・継ぎ手がある場合は継ぎ手の状況<重ね長さ>等、そして型枠の寸法を確認しながら型枠と鉄筋の空き寸法(コンクリートの被り厚さ)、コンクリートを貫通する配管箇所の補強等を同時にチェックしていきます。勿論外周を回っているだけでは確認出来ない箇所も多々ありますので配筋を乱さないよう注意しながら中に入ってチェックしていきます。保障関係が厳しくなった現在、私が恵まれているだけか「全然ダメ!」と言う物件に遭遇した事は無く、今回の物件も型枠と鉄筋の空き寸法が少ない箇所を指摘するのみで無事検査終了。

・・・なのですが、
コンクリートを打込む範囲内にある施工上発生するゴミ、鉄筋を結束する結束線の千切れたものや型枠施工時の釘、用途をなしていないスペーサー等の処理を現場にいた監督にお願いし、本当に終了。
建築基準法的には特に問題になる箇所でも範囲でもないのですが、個人的にコンクリートを打ってしまえばどうする事も出来ないRCの範囲(特に基礎)は少しでも良い状態にあって欲しいと常々考えていますので、現場から「細かいなぁ」と言われても言い続けると思います。繰り返しますが建築基準法的には特に問題になる箇所でも範囲でもないです。
メイン設計監理者の記事はこちら

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